「巧緻性」と聞くと、あまり得意でないお友達もいます。
特に男の子は細かい作業をすることが好きではないようです。
中には、糊で手が汚れることを嫌がるお友達もいます。
写真の男の子は作業をいやがったり、途中でやめてしまったりすることはありません。
最後までしっかりと丁寧に頑張ります。
この男の子がここまで上手にちぎったり、はさみで半分に折った折り紙を切ったり、のりで貼ったり
できるようになったのは毎週必ずお母様と一緒にお絵かき帳に絵を描いたり、制作物を貼ったりして
持ってきてくださるからだと思います。
とても重要なお仕事をされているお母様。
恐らく彼と一緒に作業をする時間を作ることもお仕事同様大変なことなのだとおもいますが
必ず何かを提出してくださいます。
折り紙を半分に折り、線対称の形を切る。という作業は少し難しかったと思います。
出来上がった作品のアジサイの葉。
よ~く見ると2枚の内1枚がギザギザになっていて本物のようになっています。
「はさみの使い方を練習しましょう」なんて言わないでくださいね。
とても素敵に出来上がっています。彼にしてみれば本当はギザギザにならないように
切り取るつもりだったのだと思います。
「本物の葉みたいで素敵ね。」と声をかけたらお得意そうな顔をしてポーズを取ってくれました。