感覚を言葉にすることできるかな?

    ヒトには五感がありますね。
    視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚。
    私達、大人は日常生活の中で当たり前のようにコトバにしています。
    例えば、味覚。
    「美味しい」の前後に「甘い」「辛い」色々付きますよね。
    いちごを食べて「甘くて美味しい」トムヤムクンは「辛くて美味しい」など・・・。

    当教室は母子分離ですから、お弁当を持ってきてお教室で頂きます。
    いつも美味しそうな、可愛らしいお弁当を持ってきています。
    デザートに旬の果物を持ってくるお友達もいらっしゃり、そんなお友達に先生はよく質問をします。
    「どんな味がするの」と。大体のお友達が「美味しい味がする」とお答えします。
    いちごを持っててるお友達でしたら、「美味しい味ってどんな味だろ~?」など
    再度聞いてみると「いちごの味がするの~」と言われます😅

    「いちごの味か~😅いちごだものね!🍓いちごは、すっぱいのかな~?」
    と粘ってみると
    「んーん?甘いよ?」と、返ってきます。。。。
    そうそう。先生はそのコトバが聞きたかったのよ・・・なんていう会話が時々あります😅
    年齢によりますが、しっかりとお話ができるようになってきた3歳頃ですと
    ただ「美味しい」だけの表現は卒業し、1つ階段を上がると良いです💡
    また、発語前より「甘いね」などお話をたくさんかけてあげる時があってもいいですね💡

    触覚はどうでしょう。
    触覚・痛覚・温度覚によって表現が変わりますが、一番表現の例えが出しやすいのは、温度覚でしょうか。
    お湯は熱く、水は冷たい。これは、発語前よりきっとお話されてるかと思います😃
    コトバをたくさんお話するようになってきて、大切だけど流れてしまいやすいのは、触覚です。
    触った時にどんな感じがするか。
    教室内では、様々なものを使い制作をするため、モールを使うときにはふわふわ・ノリを使う時にはベタベタ
    などといった表現を使っています。

    この写真は、半紙を折っています。(夏の花・朝顔を制作中の図🌸)
    半紙は、裏と表で手触りが違いますよね。
    これも、触覚です。どのような違いか。どのように感じるのかをコトバにさせています。
    聞いてもすぐには出ません。なんとなく、どのように表現したらいいかわからない、という時があったら
    選択肢を出してみましょう。「ノリのようにベタベタしてるかな?「お砂のようにサラサラしてるかな?」「机のようにつるつるしてるかな?」
    など。そうすると、「つるつるしてる」というお友達もいれば「サラサラしてる」というお友達もいます。

    0,1,2歳のお友達は、「ゆびあそびぶっく」というシリーズ絵本が書店にありますので、そういったもので
    遊びながら、感覚と聴覚で覚えられます。
    小麦粘土などでママと一緒にこねこねする遊びなどでまずは手への刺激から入るのもいいと思います👶
    3歳以上のお友達は、少しずつおうちのものを使いコトバで表現できても良い頃かと😃
    「ママと一緒におにぎりを作りましょう」、など。手がベタベタになるはずですよ😉
    餃子を作る時も、お粉が手についたとき、どのような感覚なのか。
    リビングはフローリングだけど、お部屋は絨毯だと、違いがありますよね。
    バスタオルだって、裏と表では肌触りが違うと思います。

    是非、ご家庭の中にあるものを、コトバにしてみてください😃
    日頃の会話を気にかけてみてください☺

    同じ、「つるつる」「ざらざら」でも、ものがたくさんあって楽しいですよ😁
    葉っぱにも「つるつる」「ざらざら」がありました🌿

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