ブログの更新がなされなかった間。。。
色々な私立小学校の「教室向け説明会」に参加させて頂いていた1カ月でした。
もちろん、教室内でも楽しい子どもたちの笑顔や言葉に楽しませてもらったり、笑わせてもらったり。。。
今の教室のお友達も何年後かには小学生になります。
公立小学校にあがるお友達もいれば、国立小学校に上がるお友達もいるでしょう。
なーさりー卒業後もひなで練習を積んで私立小学校にあがるお友達もいると思います。
3月11日の震災以降
「私立小学校に行くと公共の乗り物を利用するので危険だから、当然公立」
といわれるご家庭が増えたそうです。
確かにあの時の交通機関の全面ストップや道路渋滞は想像を絶するものだったと思います。
しかし、説明会にお邪魔させて頂いた小学校ではどこの小学校でも低学年のお子様も
とてもしっかりとあの危機を自分の力で乗り越えていらしたようです。
伺ったお話の中には
帰れなくなったお子様が交番を見つけたり、近くの保育園などの門をたたき自ら助けを求めたり
途中の駅で足止めをされてしまったお子様が、その駅から自宅に歩いて行くのと学校に戻るのと
どちらが近いかを判断し、学校に何時間かかけて歩いて戻ってきたり。。。
というお子様がいらしたのだそうです。
もちろん無事だったからこそ言えることですが・・・
「頼もしい」
ですよね。
遠くから通われるお子様が多い私立だからこそ「安全管理対策」は万全のものにするための
リサーチと検討を重ね、常に改善を試みていらっしゃるのでしょう。
このように教室内でも先生たちに守られ、家庭ではご両親に守られ、学校でも先生や上級生に守られ健やかに成長していく彼らを、大人は社会全体でも守っていかなければいけないことを痛感します。
子どもたちは「守られている」という安心感があって初めて自らその殻を破って大きく成長する力がつくのです。
どんなふうに成長できるか。は彼らを取り巻く大人たちの力を試されているのでもあります。
私たちの教室でも、第一に「安全・安心」があってこそ次の「教育・保育」が有効になることを
念頭におき、一人ひとり仕事をさせて頂いています。