きちんと伝わる「言葉」

教室のお友達に私たちはよく「嫌なことや困ったことがあったときは言葉で伝えていきましょう。」とお話をします。

この「言葉」はあくまでもツールです。

言葉を使って思いや気持ちを伝える。
お友達を増やす。
聞かれたことに答える等々たくさんの事ができます。

小さいときには言葉の数も少なく、伝えたいことが半分も伝わらないことがよくあります。

それでは、大人は語彙がたくさんあるので全て思いが伝わるのでしょうか?
決してそんなことはありません。

こちらの使う言葉や言い方によって、相手の捉え方が全く違います。
例えば「本当ですか?」の一言でも
「本当ですかぁ?」と語尾を少し伸ばしてしりあがりの言い方だと疑い。
同じく語尾を少し伸ばすけれど「本」に力が入った感じの時は驚き。
語尾を伸ばすことなく普通の言い方の時は単なる疑問形。
と様々です。

だからこそ、相手の立場に立って言葉を選びながら話をする必要があるのだと実感します。
それでも、こちらの思いとは違って捉えられてしまうことがあるようです。

会員の方は本当に信頼を寄せてくださっていますし、先生方の言いたいことや保育の目的等を把握してくださっていると確信するのですが、初めて教室を訪れてくださった方々には細心の注意を払ってお話しないと私たちの本当の想いを正確に伝えられないのです。

お母様方も幼稚園や小学校、ご近所でとても仲良くしているお友達がたくさんいらっしゃると思います。仲良しであってもちょっとした言葉のやりとりで気持ちの行き違いがあるかもしれません。

是非「言葉」を丁寧に気持ちを正確に伝えるツールにしてください。

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